院長のメッセージページで述べられておりますように、わが国におきましては、ひとりの歯科医が歯科全般の臨床を手がけるというのが一般的です。
が、アメリカ・ヨーロッパなどの歯科医療先進国では歯科全般の診療を手がけるGP(一般的な歯科医師)とは別に、さらに高度な専門教育を受け、各専門分野の資格を有するスペシャリストが多く活躍しています。
当医院には、米国歯科補綴専門医の権威である藤本順平院長と、同じく米国歯科歯周病およびインプラントを専門とするわたくし藤本浩平が常駐し、必要に応じてその他の分野の専門医との綿密な連携を通しての共同診療体制を実現し、歯科医療先進国のスタンダードを追及しています。
口腔内の問題の特徴として、痛みや不快感を伴わないまま病状が静かに着々と進行し、患者さんが歯科医院を訪れる時には、その口腔はご本人が認識している以上に複合的な問題を抱えてしまっているケースが非常に多いことがあげられるでしょう(事故などを除く)。
しかし、ここで患者さんが認識されている問題点だけを、部分的あるいは一時的に 治療するという一般的な対症療法では根本的な解決には決してならないのです。そこで、当院では、さまざまな角度から総合的な治療計画を立て、治療の予後までを的確に判断しながら理想的な治療を行うことを実践しています。
ここで、当医院における実際の流れをご説明しておきましょう。
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- まずはお電話ください。
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- 歯周病診査・顎関節診査・審美的診査・噛み合せ診査
- レントゲン診査・診断用口腔模型作成・記録写真(初診時で応急処置が必要な場合は即加療)
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- 初診時診査および各種検査結果に基づき、患者さんが自覚している問題点および自覚のない問題箇所の発見
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- 診査、診断に基づき、 治療の必要性の有無リスクファクターの確認
- 加療する上でのリスクおよび放置した場合のリスク
- 加療した場合の予後についての見通し治療方法についての選択肢
- 治療に必要な時間と費用の概算説明
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- 治療方針および内容に、理解と同意を得られた時点で治療開始
このように、患者さんが始めて当医院のドアをノックされてから実際の治療が始まるまでには、一定のプロセスと時間、複数の専門医の立場からの高度な診断、そして充分に検討を 加えられた治療方針に基づいたカウンセリングが必要となります。
しっかりとした診査診断と密度の高いカウンセリングこそが、良き治療結果を得るための 最初の一歩です。藤本歯科医院は、これらのプロセスを非常に重要なものと位置付け、患者さんと一体になって理想的な口腔を創り続けています。